2014年03月29日

インターナショナルウォッチカンパニー

今日は久しぶりの久しぶりに腕時計の紹介ですぴかぴか(新しい)
やすおさんが時計の記事を書いてくれましたexclamation

やっと手に入れた腕時計パンチ

R0050495.jpg

インターナショナルウォッチカンパニー キャリバーC61 1939年製造

Inter_National_cal_C61.JPG.jpg

1942年にプレゼントされたもの〜


腕時計は初め秒針が9時の位置又は6時の位置で作られていた。(スモールセコンドと言う)

INTERNATIONAL_____Cal_83_1.jpg

インター キャリバー C83

これは懐中時計の名残で、懐中時計はリューズ(竜頭)が12時位置であり秒針は6時の位置が多い。そのまま腕時計にするとリューズは3時、秒針は9時の位置になる。
その後、中三針(センターセコンド)が開発された。長針、短針、秒針が文字板の中央に取り付けられた構造。
それによってわずか直径30mm足らずの文字盤が幅広く使えるようになりカレンダーなど付加機能をつけるのに幅が広がった。

他社のメーカーは当初いかにもスモールセコンドを改造してセンターセコンドにしているのに対しキャリバーC61は最初からセンターセコンドとして三番車に出車を使用する事なく理想的に配置されている。

Inter_National_cal_C61.JPG12.jpg

手巻き中三針腕時計ではナンバーワンである。しかも70年以上経った今でもこのC61を超える腕時計はない。製造個数も非常に少なくこだわりの逸品である。

1930年に作られたキャリバーC83は英国軍用時計マークXに収められている。
なんと高級な軍用時計なのか。しかしその後1940年代半ばに作られたセンターセコンドのマークXIはキャリバーC89とムーブメントはキャリバーC61に比べて品質的にはかなりレベルダウンしている。
インターナショナル(IWC)というとどうしても軍用(パイロットウォッチ)が浮かんでくるが、マークX以外はコレクションの対象にはならない。
マークXUからは自動巻きになり、これはまだジャガールクルトのムーブメントを使用していて許せる範囲だが、その後マークXVからのムーブメントはETA2892と量産品を使用している。インターも1961年に開発された自動巻きキャリバーC854とカレンダー付きC8541を最後に自社ムーブメントは作られていない。
インターはパテックに匹敵するC83やセンターセコンドではナンバーワンのC61とC61を改良したC60、他社に類のないカレンダー早送り機構を開発したC8541と腕時計のトップと肩を並べていたが現在ではこれ以上落ちようがないところまで落ちている。
今はインターも買収されていて元々いい時計を作るという趣旨からは逸脱している。

以前自分で腕時計を作り全国の500人を超える人に買っていただいたが、ムーブメントはマークXVのETA2892より高価なETA2824を使用しましたが、ムーブメントの仕入れは500個入れて一つ1000円ぐらいであった。40万50万円とは、いかに現在の腕時計が高いか驚くばかりである。
価値的に言えば現在のIWCの時計はC83,C61に比べて10分の1で3万円ぐらいが妥当だと思う。
実際に横須賀の太安堂本店で買えばC83,C61は30万円前後で販売されている。
ほとんどが1950年代で頂点を迎えた腕時計のムーブメントだが、その当時の腕時計は普通に使っていれば壊れることなく本当のオーバーホール(分解掃除)をしていれば100年でも大丈夫。古い時計をオークションなどで安く購入して調子が悪いって相談が良くありますが、ほとんどがムーブメントをいじれない時計屋さんが壊している(笑)。普通の人が裏蓋を開けて機械を触るという事はまずしないと思う。

いろんな時計の悪口を書いていますが本当のことなので一度も何か言われたことはない。
腕時計に興味ある人は絶対に雑誌など読まずに誠意あるアンティーク腕時計屋さんに相談したほうが賢明だ。私が信頼しているのは横須賀の太安堂本店である。 by OK眼鏡
posted by Amekaji-fan STAFF | Comment(0) | 腕時計
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]