2016年05月07日

オメガ英軍用時計    AMEKAJI x WATCH 7

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軍用時計といえばイギリス軍が採用していたものが他国の追随を許さない高級品だった。その最高峰はインターナショナル ウォッチカンパニー(通称インター又はIWC)のキャリバーC-83を使用しているマーク]であるが、20年ぐらい前に購入する機会を逃してしまい、(当時は10万円から15万円であった。)その後、雑誌の記事にあおられて値上がりしてしまい60万、70万円以上もするようになった事で買うことが出来ないのが現実である。
*雑誌の記事といっても、元は太安堂本店の栗崎氏がムーブメントの解説を腕時計の連載誌に掲載したことで一般的には知られてなかった事柄が明らかになったことからである。当時、太安堂本店に集まる腕時計愛好家たちが栗崎氏に「もう色々と記事にしないでくれ」と言っていたのを覚えている。 

そんな訳で今回紹介するのはオメガの英軍用時計である。

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≪U.S Military Jacket≫

軍用時計は、僕の着る服には完全にマッチする。特にフライトジャケットA-2やG-1、L-2、タンカースを着るときには欠かせないものだ。

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THE FEW / A-2 Rough wear

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THE FEW / AN-J-3A(G-1)

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Buzz Rickson's / L-2

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BUZZ RICKSON'S / Tankers

やはり軍用の服は、スティーブ・マックイーン主演の映画「大脱走」でA-2を着ていた。また「タクシードライバー」でロバート・デ・ニーロがタンカースを着ていたこと、「トップガン」でトム・クルーズがG-1を着ていたことなどが僕としてはかなり影響している。最近ではブラッド・ピットが「フューリー」でタンカースを着ていた。
話はそれますが、トレンチコートは「カサブランカ」という映画で主演のハンフリー・ボガードが着ていて、ベルトをバックルに留めないで縛っていたのがかっこよく、半世紀経った今でも影響している。当時トレンチコートのことを「ボガードコート」とも呼んでいた。スーツの上に着るような雰囲気のコートだが、実際は、トレンチは「豪」という意味で、第一次世界大戦中にイギリス軍が防水型の軍用コートとして開発されたものである。まあイギリスは紳士の国なのでスーツの上に着ても似合うように作ったのでしょうか(笑)

キャリバー30T2 1940年代製造  

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『キャリバー「30」は30ミリを表し、「T2」はそれを改良した二代目の時計という意味である。通称30ミリキャリバーと呼ばれた手巻き式時計としてオメガの代表的なムーブメントである。日本でも馴染みのある時計で、修理や時間調整がしやすい名機として、時計店でも評判の高い時計であった。テンプを大きく設計し精度の安定に力を注いだ。もちろん軍用以外の一般時計にも使用され、その優秀性から30年に及ぶ長期にわたり作り続けられた。おそらくオメガで最もロングセラーのムーブメントであろう。』栗崎賢一 

≪ブロードアロー≫

LEMANIA
1950年代 英国軍用ワンプッシュクロノグラフ Cal.CH27

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軍用時計は、時間が読みやすく防水性に優れていることも勿論の事、リューズも大きく使いやすくなっている。*(写真レマニア)は、やはり英軍用レマニアのワンプッシュクロノグラフ。レマニアはオメガと深い関係があるが又別の機会に書いてみようと思う。

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12時位置OMEGAの下にあるマークをブロードアローと言い、元々は官用であり、その後軍用になっていった。「ロイヤルアーミーウォッチ」とも呼ばれる。言ってみれば女王陛下に忠誠を誓った兵士の時計である。

コレクションの中でも絶対に手放せない逸品である。

       写真提供:太安堂本店
       参考文献:淡交社 機械式時計の名品 栗崎賢一       
       文:YASUO 編集:沖津雄斗
posted by Amekaji-fan STAFF | AMEKAJI x WATCH