2015年05月07日

MOVADO

こんにちはっ!!
G.Wも終わりましたね〜今日から気合い入れて頑張らねばパンチ
さ〜て本日はやすおさんがめっちゃ忙しい中時計の記事を作ってくれましたよ〜


モバードは多くの種類のムーブメントを自社で一貫して作った製造会社としてはナンバー1の会社である。

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〈1940年代製造キャリバー470(ワンプッシュボタン式クロノグラフ)直径32.8o〉 
ツートーンの文字盤や金色のブレゲ数字等、スイスの古き良き伝統が感じられる時計である。
特殊オープナーで開閉する裏蓋を使用した防水ケース。ピラーホイールも、他社の実用性を重視して仕上げをしていないのに対して、モバードは面取りや仕上げが施されている。

〈1969年MOVADOデイトロン キャリバーPHC3019クロノグラフ 直径37.3o〉

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モバードのクロノグラフで有名なのは、1969年に開発された自動巻クロノグラフ(キャリバーPHC3019)で、今なお最高峰に君臨する名機である。
36000振動=10振動/1秒であるが、日本製は材質の面で摩耗がひどく評判が良くなかった
が、材質の優れたスイス製は摩耗の心配もなく、外からの影響を少なくする高振動の特徴が充分発揮されている。と同時に1/10秒までの計測が可能になった。

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(ムーブメントから見た時計の発展史。栗崎賢一)

ゼニスとの共同開発であるが、過去のクロノグラフの歴史を見ればモバードが主導権を持って開発されたのは明らかである。
ゼニスではこのムーブメントをエルプリメロとして現在でも販売している。
1969年に開発され、数十年後にローレックスがエルプリメロを採用したデイトナは、1/8振動に改良したと説明しているが、僕から言わせると2振動下げても摩耗が防げるとは考えられないし、1/8秒と中途半端な計測しか出来ない。しかも、当時本家本元のゼニス・エルプリメロの値段が30万ぐらいだったのにローレックスのデイトナは、その3倍もした。

現在のピラーホイールを使わない簡略化された垂直クラッチ方式の高額クロノグラフは、
経年劣化でアッセンブリー交換しなくてはならないが、要であるピラーホイールを使用した伝統的な水平クラッチは、腕の良い職人の手にかかれば調整が可能であり長期間の使用にも耐えられる。
スイス機械式時計の全盛期に製造されたこの時計を超える事は、名ばかりを売る現在の時計では100パーセント不可能である。

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改めてモバードの偉大さが痛感させられる。
沖津康雄
posted by Amekaji-fan STAFF | 腕時計